インスタグラムで一番の情報発信手段となる「投稿」。
そのクオリティー次第でペルソナにフォローしてもらえるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
それほど重要な投稿でペルソナに興味・関心を寄せてもらうためには統一感を出すことがポイントになります。
では、何を意識すれば統一感のある投稿をつくれるのでしょうか。
今回は、統一感のある投稿づくりのコツをお届けします。
もくじ
そもそもインスタグラムでの統一感とは?
統一感とは、「写真のテーマ」「アングル」「色」を統一させた状態のことをいいます。一貫性をあらわすトーン&マナー(トンマナ)と言われることもあります。
統一感を意識した投稿をすると、アカウントの見栄えが良くなり、ペルソナから好印象を寄せてもらいやすくなります。その結果、フォローされやすいアカウントをつくることができます。
統一感がある投稿づくりのコツ
では、具体的に統一感がある投稿づくりのコツを見ていきましょう。
ここで取り上げるコツのなかで、ペルソナにうまく訴求できそうなものを取り入れ、完成度の高いアカウントをつくってみてください。
写真のテーマを一致させる
写真はアカウントのタイプに合わせたテーマで投稿していくことが大切です。
たとえば、ヘアサロンのアカウントであれば、基本的に投稿する写真のテーマは「髪」となります。また飲食店であれば、「料理」が写真のテーマとなるでしょう。
もちろん、そこで働くスタッフや、店内の雰囲気などを投稿しても問題ありません。ようはアカウントのタイプと投稿写真にズレが生じなければいいのです。
極端なことを言うと、ヘアサロンのアカウントなのに料理の写真を投稿したり、飲食店のアカウントなのに髪の写真を投稿したり・・・というようなアカウントでは、訪問してくれた人たちに違和感を覚えさせます。アカウント全体がぼやけ、結局、何を伝えたいのかわからなくなります。
このようなことにならないためにも、投稿する写真はアカウントのタイプと関連性が高いものにしましょう。そうすれば、自然と写真のテーマを統一させることができます。
アングルを決める
写真のアングルは大きくわけて3つあります。
写真を撮るときは、どのアングルで統一するか、事前に決めておくとよいでしょう。
ただし、必ずしもすべての写真のアングルを同じにしなくてもOK。インスタグラムでは、それぞれの写真でアングルが違っても、並べ方を工夫すればおしゃれに見せることができます。
たとえば、左列、中央列、右列でそれぞれ別のアングルの写真を投稿していくようにすれば、それはそれで統一感を出せます。
また、9枚をひとつのビジュアルと捉え、角は上からのアングル、真ん中は正面からのアングル、残りは本人目線のアングル、というように工夫してもいいでしょう。
トーンを揃える
トーンとは、明度や彩度のことを指します。写真のトーンが揃っているアカウントは、統一感があり、とてもおしゃれに見えます。
一方、トーンが一致していないアカウントは、写真ごとで見栄えが変わり、一貫性がなくなります。結果、視覚的に見づらいアカウントになってしまいます。
投稿する写真のトーンは、できるだけ揃えるようにしましょう。
投稿の順番を規則的にする
投稿の順番を揃えることも統一感を出す際に効果的です。
インスタグラムのプロフィール画面では、投稿画像が横に3枚並ぶレイアウトになっています。交互に似たような写真を投稿していくことで、規則的な配置となり、統一感があるアカウントになります。
グリッド投稿を取り入れる
グリッド投稿とは、複数の写真(枠)を使ってひとつのビジュアルをつくる投稿のことです。使う枠の数は、その都度、変わります。
グリッド投稿をうまくつくれれば、インパクトがありながらも統一感があるアカウントにできます。
加工の仕方を揃える
基本的にインスタグラムに投稿する写真は加工するものです。
統一感を出したいなら、その加工の仕方を揃えることも重要になります。
加工方法は多岐にわたります。比率を変えたり、ふちをつけたり、複数の投稿で1枚に見せたり・・・と、さまざまです。あり過ぎるため、それぞれの写真で加工の仕方がばらばらになってしまうこともしばしばあります。
ですが、加工の仕方がばらばらだと見栄えがよくならなくなります。たとえば、1枚だけ比率を変えて投稿する、といった加工では一貫性を保てません。
加工するときは、アカウント全体で統一感を演出できるようにすることを意識しましょう。
▼1枚だけ比率が違う
▼すべて同じ比率(ふちを付けた状態)
まとめ
統一感はおしゃれなアカウントつくる鍵となります。
見栄えが良くなれば、ペルソナの印象もプラスとなり、フォローしてもらえる可能性が高くなります。
統一感を出したい人は、ぜひ今回ご紹介してきたコツを参考にしながら、アカウントづくりに取り組んでみてください。