インスタグラマーになりたいけど、どうやってなるのかわからない…。
あなたは今、こんな悩みがあるのではないでしょうか。インスタグラマーになれたら毎月のお給料とは別で収入を得られますし、なんなら本業にすることだってできます。本業にできるくらい稼げたら、たとえば自由に旅をしながら働くことも夢ではありません。
ということで今回は、インスタグラマーになるための方法についてご紹介します。憧れのインスタグラマーへの一歩をスタートさせましょう!
※記事内の「Instagram」の単体表記は企業名を指します。
もくじ
そもそもインスタグラマーとは?
インスタグラマーとはどういう人たちなの?
そう聞かれたとき、あなたはスムーズに説明できるでしょうか。意外とインスタグラマーのことについて明確にイメージできている人は少ないかもしれません。インスタグラマーのことをしっかり理解しなければ、いざ実際にインスタグラマーになれたとしても、「イメージと違った…」ということになりかねません。
というわけで、まずは「インスタグラマーとはそもそもどういう人たちなのか」ということを簡単に説明します。すでに知っている人は、下記のリンクを押してインスタグラマーになるための方法をチェックしてください。
インスタグラマーは「インスタグラムで影響力が高い人」
インスタグラマーは、インスタグラムを利用している人のなかでも、多くのフォロワーから支持されていて、大きな影響力を持った人たちのことを指します。単純にフォロワーが多いだけではなく、大勢のファンがいるところに特徴があります。
インスタグラマーの収入は、おもに企業の商品やサービスを自分のアカウントでPRすることで発生します。人気インスタグラマーになれば一回の報酬額も高くなるため、会社員より良いお金を得ることもできます。
インスタグラマーのニーズは高くなっている
インスタグラムは、もともと写真や動画を不特定多数の人たちと共有できるSNSでした。インスタグラムを利用する人たちは、自分の日常生活や観光スポットを訪れたときの写真を投稿するなどして楽しむことを目的としていました。
ところが最近では、興味のある商品やサービスの情報を調べるときにインスタグラムを使うなど、利用する人たちの行動が多岐にわたるように。たとえば、Webサイトで紹介されていたケーキ屋さんの評判をチェックしたり、気になる商品の情報を収集したりするときにインスタグラムを使用しています。
こうした利用者の行動変容に注目したのが企業です。現在、多くの企業が自社の商品やサービスをアピールする場所としてインスタグラムを利用しています。企業としては、とにかくインスタグラムを利用している人たちに自社の商品やサービスを認知してもらいたい。そこで認知向上を目指せる方法を模索します。そして注目されたのがインスタグラマーです。
大勢のファンを持つインスタグラマーに商品やサービスをPRしてもらうことで、効率的に認知度向上、さらには商品の購入やサービスの利用を促す方法を取り入れることにしました。そのため今、インスタグラマーのニーズは高まっているのです。
稼げるインスタグラマーと稼げないインスタグラマーの二極化
インスタグラマーが話題になった当初は、とにかくフォロワー数が多いインスタグラマーに注目が集まり、企業からの依頼が殺到していました。しかし、今では必ずしもそうではなくなりました。
というのも、単純にフォロワー数が多いだけでは、商品やサービスの認知度向上をあまり期待できないからです。「フォロワー = ファン」ではありません。フォロワーのなかには、何となくフォロワーになっている人もいます。特にやみくもなフォローバックによって増えたフォロワーは、基本的に何のアクションも起こしてくれません。理由はシンプルで、本当に興味や関心を持ってフォローしていないからです。
そこで徐々に表面化してきたのが、稼げるインスタグラマーと稼げないインスタグラマーの二極化です。稼げるインスタグラマーとは、仕事を依頼すれば大きな成果が期待できるインスタグラマーのことを指します。特徴はコアなファンが多く、一つひとつの投稿に「いいね」や「コメント」がたくさんつくところにあります。「稼げるインスタグラマー = 人気インスタグラマー」と言うこともできます。
一方、稼げないインスタグラマーとは、仕事を依頼しても期待した成果につながらないインスタグラマーのことを指します。特徴としては、フォロワーは多いが、投稿に「いいね」や「コメント」が少なく、愛着を持たれていないところです。
人気インスタグラマーになるには、企業から継続して仕事を依頼されなければなりません。これからインスタグラマーを目指すなら、そこを目標にするとよいでしょう。
必ずしもPR案件だけが収益化の手段ではない
上述したようにインスタグラマーがインスタグラムで稼ぐ手段は、主に企業のPR案件です。しかしInstagramは、インスタグラマーを含むクリエイターたちが自身で制作したコンテンツで収益を得られるように日々、各種機能のアップデートに取り組んでいます。
たとえば、ライブ配信を収益化できるバッジ機能や、動画で収益化できるインストリーム動画広告機能などがあります。また、現在は一部のユーザーしか使用できませんが、アフィリエイト機能もテスト段階にあります。アフィリエイト機能が実装されれば、Instagramショップの中から自分が好きな商品をアカウントで紹介し、購買につながれば収益を得られるようになります。
このように、今では必ずしも企業のPR案件だけがインスタグラマーの収益化の手段というわけではありません。収益化を支える色々な機能が用意されていることから、支持してくれるファンを増やせば増やすほど、インスタグラムで稼げる可能性が上がります。
インスタグラマーになるには?方法は2通り
インスタグラマーになるには、大きくわけて2つの方法があります。
- 自力で地道にアカウントを育成していく
- 企業にインスタグラマーになるためのサポートをしてもらう
です。
どちらの方法でもインスタグラマーを目指せるので、自分に合ったほうを選ぶとよいです。では、それぞれの詳細を説明していきます。
自力で地道にアカウントを育成していくこと
「アカウントを育成すること」とは、大勢のファンがつく状態までアカウントを育てていくことを指します。ターゲットユーザーに刺さる投稿を地道に続け、興味関心を寄せてもらうことでフォロワーを増やしていきます。この方法のメリットとしては、以下のようなことがあげられます。
- 費用をかけずにインスタグラマーを目指せる
- 自分の思い通りのアカウントにしていける
その一方で、このようなデメリットもあります。
- フォロワーが増えるまでに時間がかかる
費用をかけずにインスタグラマーを目指せることは何よりの魅力です。しかし、フォロワーが増えていくまでにそれなりの時間がかかることは覚悟しておく必要があります。
では、具体的にどうやればユーザーに興味関心を寄せてもらい、そしてファンになってもらうことができるのか…。実現に近づく方法を説明します。
アカウントテーマの設定
まずはアカウントのテーマを決めます。テーマは自由に決めてかまいませんが、最近では特定のジャンルに絞ったインスタグラマーの人気が高い傾向にあります。また、ニーズがあるテーマにすると、訴求できる母数が多くなります。自分が興味関心を寄せる分野、精通している分野で、かつその分野に関する情報を求めるユーザーが一定数いると考えられるのなら、それをアカウントのテーマに設定するとよいでしょう。
ターゲットの設定
続いてターゲットを設定します。どのような人に投稿を見て欲しいか、フォロワーになって欲しいかを考えてみましょう。ターゲットは必ずしもがっちり絞る必要はありません。絞れば訴求効果が上がる一方で、母数が少なくなり、すぐにフォロワーの増加数が限界を迎えます。年代や性別、インスタグラムを利用する意図などを大まかに設定できれば、ひとまずOKです。ただし、少なくともアカウントのテーマに興味関心を寄せそうなターゲットにすることを忘れずに。
わかりやすいプロフィールの制作
プロフィールはプロフィール画面を訪れたユーザーが最初に目にする部分です。ここで自分がどんな人なのか、何をしているのかということをわかりやすく伝えられると、ユーザーの理解を促し、自分の存在を覚えてもらいやすくなります。また、このときにターゲットに刺さる情報を提供することで、投稿まで見てもらうことが可能に。その結果、興味関心を寄せてもらいやすくなります。
ユーザーに感動してもらえるコンテンツの制作・発信
基本的にユーザーは自分のニーズ(目的)を満たすためにインスタグラムを利用します。たとえば、日常生活のなかで疑問に感じること、わからないことをインスタグラムで調べ、答えを探します。そうしたユーザーに対して最適な答えを提供してあげることで、満足度が上がり、アカウントに興味関心を抱いてもらいやすくなります。ほかのコンテンツも閲覧してもらえて、最終的にはフォローされる可能性が上がります。ターゲットユーザーの満足、感動、共感を引き出すコンテンツの制作・発信を心がけましょう。
コンテンツの露出度向上
インスタグラムでは投稿の露出を増やすことも大切になります。そうすることで、認知度が上がり、より多くのユーザーがあなたのアカウントを発見してくれるようになります。投稿の露出度を高める方法としては、ハッシュタグ検索やキーワード検索での上位表示などが一般的です。
ユーザーとの交流
ユーザーとの密なコミュニケーションは、良好な関係づくりに大きく寄与してくれます。アカウントに対してポジティブな印象を抱いてもらえます。それが、フォローしてもらえることにつながります。リポストやコメント、いいねなどのアクションを通じて、積極的にユーザーと交流していきましょう。
これらのやり方を実践すれば、アカウントに興味関心を持ってくれるユーザーを増やすことができます。そしてそれがファンづくりを効率的に進められることにつながります。地道にアカウントを運用していく人は、ぜひ参考にしてください。
企業にインスタグラマーになるためのサポートをしてもらう
自社でインスタグラマーを育成し、ある一定のところまでアカウントが育ったら、そのインスタグラマーにPR案件を紹介するビジネスモデルを構築している企業があります。これは、主にインスタグラム運用を事業にしている企業に見られるのですが、それを利用してインスタグラマーになる方法もあります。
この方法のメリットとしては、
- コンテンツ制作のコツなどを教えてもらえる
- インスタグラマーになったあとに案件を紹介してもらえる
などがあります。一方で、以下のようなデメリットもあります。
- サポートしてもらうための費用がかかる
- 自分の思い通りのアカウントにしにくい
インスタグラマーになりたいけど、いきなり投資はできない…。というように考えているなら、企業にサポートしてもらうための方法は選択しないことをおすすめします。企業にサポートを依頼した場合、費用が発生することが多いからです。
しかし、より確かな方法でインスタグラマーを目指せて、投稿制作のテクニックも学べて、インスタグラマーになったあとに案件ももらえることを考えると、本当にインスタグラマーを目指したいのなら、適した手段のひとつと言えます。
自動ツールでフォロワーを増やし、インスタグラマーを目指す方法もある
フォロワーを増やす際、自動ツールを使う方法もあります。この方法を取り入れれば、効率的にフォロワーを増やし、インスタグラマーを目指すことができます。
ただし、自動ツールを活用する際に注意したいのが「アクションブロック」です。アクションブロックが起きると、一定の間、いいねやフォローといったアクションができなくなったり、そもそもアカウントを閲覧できなくなったりします。
しばらくすれば再度、正常にアカウントを運用していけるようになることが多いですが、このようなリスクを理解したうえで、自動ツールの使うかどうか考えるとよいでしょう。
まとめ
インスタグラマーになるには、きっちりアカウントを育成するなど、やるべきことは多いです。ここを踏まえたうえで地道にアカウントを育てていくか、企業にサポートしてもらうか、あなたにぴったりな方法でインスタグラマーを目指してみてください!