インスタグラムで商品を販売する方法とは?購買促進を導く3つのコツをご紹介

スマホでのショッピング

日本のインスタグラムユーザーは、ショップタグがついている投稿から商品の詳細を見る割合が、諸外国のインスタグラムユーザーの3倍と言われます。

また、インスタグラムユーザーの約80%が、商品やサービスを購入するときの判断材料として、インスタグラムのコンテンツを確認するそうです。

データが示すように今現在、インスタグラムは商品を販売しやすいSNSとして注目されています。

では、どうすればインスタグラムで物を売ることができるのか、本記事で解説します。

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インスタグラムで商品を販売する3つの方法とは?

インスタグラムショッピング機能を利用する

ショッピング機能は、投稿に設定できるショップタグやアプリ内の商品詳細ページを経由して、ユーザーをECサイト(ネットショップ含む)に誘導できる機能です。

購買意欲が高いユーザーを少ないステップでECサイトに誘導できることから、商品の販売促進を図るうえで重要な機能のひとつと言えます。

ショッピング機能を導入するには、いくつか条件を満たす必要がありますが、簡単に説明すると…

  1. インスタグラムのプロアカウント(ビジネスアカウント、クリエイターアカウントの両方で利用可能)を作成する
  2. Facebookページと紐をつける
  3. Facebookページのショップを作成し、商品を登録する
  4. アプリ内で審査に申請する
  5. 審査通過後、投稿やストーリーズで商品をタグ付けする

というような流れとなります。

インスタグラムで商品を売りたい場合は、ぜひショッピング機能の導入を進めてみてください。

リンクを利用する

プロフィールやストーリーズにECサイトのURLを設定しておくことで、商品に興味を持っているユーザーを効率よくECサイトに誘導できます。

ショッピング機能と同様、購買意欲が高いユーザーをECサイトに誘導できるので、商品販売につなげやすくなります。

また、ECサイトへの導線を増やすという点で、必ず取り入れたい方法と言えます。

DMで直接、ユーザーと取引する

DMを利用して商品の販売を促す方法もあります。

このやり方は、ユーザーが欲しい情報をヒアリングしたり、支払い方法を提示したり、配送方法を指示したりと、やや手間がかかりますが、ECサイトを準備しなくてもインスタグラムで商品を販売できる方法ですので、ECサイトの準備が難しい場合に最適な手法です。

DMでユーザーとやりとりし、プロフィールや投稿で、「商品を購入したい方はDMで!」という訴求文を入れておくことで、DMでの購買促進を期待することができます。


以上がインスタグラムで商品を販売する方法となります。販売機会を逃さないためにも、この3つの方法すべてを取り入れることをおすすめします。

インスタグラムで商品を販売する手順

まずはECサイトを準備しよう

インスタグラムで商品を販売するには、まずECサイトを準備することから始めましょう。

日本以外の一部の国では、決済機能を備えた「チェックアウト機能」という機能が使えます。そのため、インスタグラムアプリ内で商品の売買を行なうことができます。

しかし、日本ではチェックアウト機能は実装されていません。つまり、インスタグラムで商品を販売するには、インスタグラムとは別で決済機能を備えたECサイトを用意する必要があるのです。

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ECサイトを準備したらURLをインスタグラムに設定する

ECサイトを準備したら、そのECサイトのURLをインスタグラムに設定します。

設定する箇所は以下の3つです。

  • プロフィール
  • フィード投稿
  • ストーリーズ投稿

プロフィール

インスタグラムにおいてリンク化したURL(押したら自動でページが開くもの)を設定できる場所はプロフィールのみです。

そのため、プロフィールには必ずECサイトのURLを設定しましょう。

また、プロフィール文に誘導文を添えると、ECサイトに誘導しやすくなります。

フィード投稿

フィード投稿のキャプションにURLを貼ることもできますが、その場合、URLはリンク化しません。つまり、ただの文字列になります。

ただし、プロフィールをリンク化することはできますので、フィード投稿からECサイトに誘導したい場合は、

  1. プロフィールにリンクを設定
  2. フィード投稿のキャプションにプロフィールリンクを設定
  3. プロフィールのリンクを押してもらいECサイトに誘導

という流れがおすすめです。

ストーリーズ投稿

ストーリーズ投稿には、任意のサイトURLを設定できる「リンクステッカー」という機能があります。

ストーリーズ投稿にECサイトのURLを設定したい場合は、このリンクステッカーを使用します。

ストーリーズ投稿で商品を宣伝する際は、リンクステッカーを使ってユーザーをECサイトに誘導しましょう。

ショッピング機能を導入しよう

繰り返しになりますが、インスタグラムには、「ショッピング機能」という商品の販売効果を高めてくれる機能が用意されています。

ショッピング機能は、フィード投稿やストーリーズ投稿、リールなどの各種投稿に設定したショップタグから、アプリ内の商品詳細ページを経由し、ECサイトに誘導できる機能です。

購買意欲の高いユーザーをいくつかのステップを経てECサイトに誘導できることから、インスタグラムを活用した購買促進では必須の機能として知られています。

そのため、インスタグラムを使って物を売りたいときは、ショッピング機能が必須です。

ショッピング機能を設定する方法

あらためてショッピング機能を設定する方法について記載します。

ショッピング機能を導入するには、まず以下のものを用意します。

  • ECサイト
  • フェイスブックページ
  • プロアカウント

そしてそのうえで、インスタグラムの審査要件を満たしていきます。

この審査要件には、以下の内容が設定されています。

  1. FacebookおよびInstagramのポリシーに準拠していること
  2. 該当するビジネスとドメインに紐付いていること
  3. 所在地がコマースを利用できる国であること
  4. 信頼性を示すこと
  5. 正確な情報を提供し、ベストプラクティスに従うこと

簡単に言うと

  1. FacebookとInstagramのポリシーに該当する商品を提供していること
  2. Facebookのドメイン認証を済ませていること
  3. ショッピング機能を利用できる国であること
  4. ある一定数、フォロワーがいること
  5. 商品詳細や価格、返金などに関する情報を正確に記載すること

この5つがショッピング機能の審査に通過するうえで満たすべき要件となります。

一つずつ審査要件をクリアし、ショッピング機能を導入しましょう。

インスタグラム自体に販売手数料はかからない

インスタグラムでの商品販売では、販売手数料が発生すると思われがちです。

しかし、インスタグラム自体に販売手数料を支払うことはありません。

ただし、販売数に応じて手数料がかかるサービスを利用してECサイト(ネットショップ含む)を運営している場合、インスタグラム経由で発生した販売についても、販売手数料がかかります。

インスタグラムで商品販売する際の注意点

商品情報をしっかりと記載する

投稿で商品の情報を発信する際は、商品名や価格、特徴などをしっかり記載しましょう。

また、配送に関する内容(送料や配送日など)をユーザーに伝えることも忘れずに行なうことがおすすめです。

ユーザーの意思決定を促す情報は、余すところなく発信すると商品の購買促進を実現しやすくなります。

取り扱えない商品を把握しておく

インスタグラムでは、一部の商品については販売が禁止されていたり、コンテンツの投稿が制限されたりしています。

たとえば、銃火器や絶滅危惧種(野生生物、植物)などは販売が禁止されています。ほかにも、取り扱いが認められていないモノはいくつかありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

制限されている商品およびサービス

まとめ

自身の日常生活で役に立つ情報や、興味のある商品の情報を探す際にインスタグラムを活用するユーザーは増えてきています。

インスタグラムで商品の認知を広げることで、販売促進効果を得ることも決して夢ではありません。

ぜひ、インスタグラムを上手に活用し、商品の販売促進を目指してみてください。

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