動画視聴SNS「TikTok」では、おすすめに動画が表示されることで、効率よく認知を広げることができます。
しかし、おすすめに乗るためには、表示順を決めているアルゴリズムを理解し、最適解に基づいて動画を発信していくことが重要になります。
では、その最適解とは…?
この記事で解説していきたいと思います。
もくじ
TikTokのおすすめに乗る条件について
TikTokのアルゴリズムは、いくつもの条件によって動画の表示順や表示回数を決めています。ただ、主要な条件としては以下のようなものがあると言われています。
- 視聴時間
- 視聴完了率
- 複数回再生数
- 視聴ユーザーの反応(いいねやコメント)
- シェア数
- ハッシュタグ
それぞれの条件の内容を簡単に説明すると…
視聴時間
→ユーザーに長く視聴されていると評価が高くなる
視聴完了率
→最後まで視聴したユーザーが多いほど評価が高くなる
複数回再生数
→見られる回数が多いほど評価が高くなる
視聴ユーザーの反応
→いいねやコメントが多いほど評価が高くなる
シェア数
→多くシェアされるほど評価が高くなる
ハッシュタグ
→コンテンツとの関連性が高ければ評価が高くなる
というものになります。
おすすめに乗る確率を上げるためには、これらの条件を満たす動画を制作していく必要があります。
tiktokでおすすめに乗る動画をつくる7つのコツ
では、TikTokでおすすめに乗る動画をつくるコツを解説します。
おすすめに表示されている動画を分析する
おすすめに表示されているコンテンツをチェックすることで、評価を獲得しやすい動画の特徴がわかります。さらに動画を細かく分析していくことで、おすすめに表示されるコンテンツのセオリーも見えてきます。そうした分析が、効率よく効果の高い動画を作成できることにつながりますので、まずはおすすめに表示されているコンテンツの分析からはじめるとよいです。
クリエイティブでユニークなアイデアに基づいて動画をつくる
TikTokは、創造性とユニークさを大切にするSNSです。独創性のあるアイデアを活かしたオリジナルの動画を作成し、ユーザーの共感、興味を引き出しましょう。それが、エンゲージメントを増やし、おすすめに乗る可能性をあげてくれることにつながります。
ショートコンテンツにこだわる
現在、TikTokでは最大10分の動画を投稿することができますが、基本は60秒以内に短くまとめられたショートコンテンツが人気です。視聴者が飽きないように、ストーリー性を持たせたり、サプライズなどの要素を取り入れて、見ている人を引き付けるようにしましょう。
視覚的にインパクトがある動画を作成する
TikTokは、視覚的なエフェクトや音楽が豊富に使えるSNSです。視覚的にインパクトがある動画を作成することで、視聴者の興味を引き付けることができます。また、音楽をうまく使うことで、動画の印象を上げることができます。
タイムリーなトレンドにアレンジを加える
TikTokでは、トレンドのあるコンテンツが人気を集める傾向にあります。ただし、トレンドを組み込んだ動画は、ほかの配信者も投稿するため、競争が激しくなります。そのため、トレンドに自分なりのアレンジを加え、オリジナル性を持たせることが重要です。それを実現することで、視聴者から注目を集めることができます。
コンテンツの中身に合致したハッシュタグを設定する
TikTokでは、ハッシュタグを使って動画を検索できますが、人気のハッシュタグを設定することで、自分の動画を効率よくアピールすることができます。ただし、人気ハッシュタグはほかの配信者も設定するため、コンテンツと関連性が高いハッシュタグを複数設定することがおすすめです。
ユーザーを引き付けるサムネイルを作成する
動画のサムネイルは、ユーザーがその動画を閲覧するかどうかを決める重要な要素のひとつです。そのため、ユーザーが思わずクリックしてしまうようなキャッチーなサムネイルを作成しましょう。
後発者でも露出を増やせる!TikTokの安心できる特徴
多くのSNSでは、すでに人気がある配信者のコンテンツが優遇される傾向にあります。これにより、SNSに新規参入する配信者は苦戦することが多いです。
ですが、TikTokはほかのSNSと比較して後発者に優しいSNSと言われています。その理由は、TikTokでは動画の表示順や表示回数を決める際、以下のポイントも重要視されているためです。
- 「誰が」より「どんなコンテンツが」が重視されている
- おすすめに表示される機能が平等になるように設定されている
- 同じような動画が高頻度で表示されないように設定されている
- 人気な動画は最新状態でなくても「おすすめ」に表示される
これらの特徴により、新規参入の配信者でも動画をおすすめに表示させやすく、認知を広げていくことができます。
TikTokのおすすめに乗るメリット
視聴回数が増えることで動画がバズりやすくなる
TikTokのおすすめ機能は、コンテンツがバイラル化する最適なプラットフォームの一つです。ここに表示されるとフォロワー以外のユーザーに動画を認知してもらえるようになり、視聴回数を一気に増やすことができます。それと同時にいいねやコメントなども増え、動画がバズる効果を期待できるようになります。
フォロワー増加を期待できる
おすすめに乗ることで、多くの人に動画を視聴してもらうことができます。閲覧数が増えれば、それに合わせてフォロワー数も増えていきます。その動画がユーザーの心に刺さるものであれば、急激にフォロワーが増えていく可能性もあります。
収益化を実現しやすくなる
おすすめに乗ればフォロワーの増加を期待できますが、その数が増えれば増えるほど、影響力が大きくなるため、企業から注目されるようになります。それが、広告やスポンサーシップなどの方法で収益を得られる状態をつくり出します。つまり、インフルエンサーとして活動できるようになります。
TikTokのおすすめに乗りやすい投稿時間はある?
TikTokでは投稿時間が直接、おすすめへのレコメンドに影響するわけではありません。
ですが、特定の時間帯に投稿すると、おすすめに乗りやすい傾向があることが過去のデータで示唆されています。
その特定の時間帯とは以下の3つです。
- 平日の7時~9時30分の間(朝の通勤・通学時間で利用される)
- 平日の17時~24時の間(仕事や学校が終わり帰宅する時間帯)
- 土日祝の夜 (スマホを見る人が多い時間帯)
上記3つの時間帯は、ユーザーがよくTikTokを利用するタイミングです。
動画を視聴しているユーザーが多いため、この時間帯に動画を投稿することで、より多くのユーザーに動画を閲覧してもらえる可能性があります。それが、おすすめにレコメンドされる確率を上げることにつながります。
TikTokのおすすめに乗らない原因と、そのときに確認したいポイント
コンテンツが魅力的でない
上述した通り、おすすめにレコメンドされるためには
- 長く視聴してもらう
- 何回も視聴してもらう
- たくさんの人に反応してもらう
必要があります。
逆に
- 動画を全く見てもらえない
- 視聴回数が少ない
- ユーザーに反応してもらえない
という状態だと、おすすめにレコメンドされる確率も低くなります。これを招くのが低品質なコンテンツです。つまり、ユーザーが有益だと感じられないコンテンツです。
もし、コンテンツを発信し続けているのにも関わらず、なかなかおすすめにレコメンドされないときは、一度、コンテンツの品質を見直してみましょう。
適切なハッシュタグが付けられていない
コンテンツの内容と関連性が低いハッシュタグを設定すると、アルゴリズムの評価が下がり、おすすめに表示されにくくなります。有益なコンテンツを発信しているのにおすすめに表示されないときは、ハッシュタグの確認も必要です。
まとめ
TikTokは日々、多くのユーザーに利用されていることから、高品質な動画を作成することで、たくさんの人たちに閲覧してもらえます。結果、ティックトッカーのように高い影響力を持つ配信者になれることも期待できます。ぜひ、おすすめに表示される動画を作り、人気配信者を目指してみてください。