X(Twitter)アカウントの購入・販売は、一定のフォロワー数を確保できたり、コミュニティを活用したりといったメリットがある一方で、アカウント凍結などのリスクも伴います。
この記事では、そんなXアカウントの売買におけるメリット・デメリットや注意点、おすすめの売買サイトをご紹介します。
Xアカウントの売買に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
X(Twitter)アカウントを購入・販売するメリット
X(旧Twitter)アカウントの売買は、購入者と販売者の双方にメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
X(Twitter)のアカウントを購入するメリット
フォロワー獲得の手間を省ける
Xでフォロワーを獲得するには多くの時間・労力がかかります。ツイートを継続的に投稿したり、他のユーザーと交流したり、興味関心を引くコンテンツを提供し続けたりする必要があります。
しかし、アカウントを購入すれば、既にフォロワーが存在する状態から始められます。そのため、フォロワー獲得のための活動に費やす時間を大幅に短縮できます。
数千、数万のフォロワーを獲得するには数ヶ月、数年単位の時間を要することもありますが、アカウント購入はその過程をスキップすることを可能にします。
すぐに情報発信を始められる
新しくアカウントを作成した場合、フォロワーがいない状態からのスタートとなります。そのため、情報発信をしても届く範囲は限られます。
しかし、購入したアカウントであれば、既にフォロワーが存在するため、すぐに情報発信を始め、多くのユーザーにメッセージを届けることができます。
ビジネスアカウントとして活用する場合、迅速な情報発信は大きなメリットとなります。また、特定の分野で既に影響力のあるアカウントを購入すれば、その分野のユーザーにダイレクトにアプローチできます。
既に形成されたコミュニティを活用できる
長期間運用されているアカウントには、既にコミュニティが形成されています。共通の趣味や関心を持つユーザーが集まり、活発な意見交換や情報共有が行なわれている場合、そのコミュニティに参入することで、新たなつながりを築き、自身の活動を広げることができます。
新しくアカウントを作成した場合、コミュニティ形成には時間と努力が必要ですが、アカウントを購入すれば、既に存在するコミュニティを即座に活用することができるのです。
これは、ビジネス目的だけでなく、趣味のコミュニティへの参加など、様々な場面でメリットとなります。
X(Twitter)のアカウントを販売するメリット
収益化が可能になる
時間と労力をかけて育てたアカウントは、価値のある資産です。その資産であるアカウントを売却することで、それまでの努力を金銭的な利益に変えることができます。
特に、収益化が難しいアカウントや、運用に時間を割けなくなったアカウントを売却することは、有効な選択肢となります。
アカウント運用から解放される
Xアカウントの運用には、継続的な投稿、フォロワーとの交流、炎上対策など、多くの時間と労力が必要です。アカウントを売却することで、これらの負担から解放され、他の活動に集中できるようになります。
生活環境の変化や、興味関心の変化などによってアカウント運用が難しくなった場合、売却は一つの解決策となります。また、複数のアカウントを運用していて管理が負担になっている場合も、売却を検討することで負担を軽減できます。
X(Twitter)アカウントを購入・販売するデメリット
一方で、X(Twitter)アカウントの売買には、次のようなデメリットもあります。
X(Twitter)のアカウントを購入するデメリット
アカウント凍結のリスク
Xアカウントを購入する最大のデメリットは、アカウント凍結のリスクです。Xの利用規約では、アカウントの売買は禁止されています。購入したアカウントが規約違反で凍結された場合、せっかく費用を払っても無駄になってしまう可能性があります。
また、凍結されたアカウントは復旧が難しい場合がほとんどです。そのうえ、過去のツイート内容が規約に抵触している可能性もあるので、購入前にアカウントの履歴をしっかりと確認することが大切です。アカウントが凍結されると、これまで築き上げたコミュニティや発信活動が失われてしまうため、慎重に検討しましょう。
費用がかかる
Xアカウントの購入には費用がかかります。フォロワー数やアカウントの質、取引プラットフォームの手数料などによって価格は変動しますが、数千円から数十万円、場合によってはそれ以上の高額な費用が必要となることもあります。
アカウント購入は投資であるという認識を持ち、予算と期待される効果を慎重に見極める必要があります。また、費用に見合う価値があるアカウントなのか、購入前にしっかりと調査することが重要です。相場を理解し、不当に高額なアカウントを購入しないように注意しましょう。
過去のツイート内容に合わせた運用を行なう必要がある
過去のツイートと大きく異なる内容を発信すると、フォロワーから不信感を持たれたり、アカウントの価値が低下する可能性があります。特に、特定の分野で影響力を持つアカウントを購入した場合、過去のツイート内容を踏まえつつ、自身の発信内容を調整していく必要があります。
場合によっては、過去のツイートを削除する必要が生じるケースもありますが、削除によってフォロワーが離れてしまう可能性もあります。過去のツイート内容を把握し、どのように整合性を取っていくか、購入前にしっかりと戦略を立てることが重要です。
偽アカウントの可能性
悪質な業者からアカウントを購入した場合、偽アカウントである可能性があります。偽アカウントとは、botや不正なツールを使ってフォロワー数を水増ししたアカウントのことです。
一見多くのフォロワーがいるように見えても、実際にはエンゲージメントが低く、情報発信の効果が期待できない場合が多いです。
偽アカウントを購入してしまうと、費用を無駄にするだけでなく、アカウントの信頼性にも悪影響を及ぼす可能性があります。購入前に、フォロワーの質やアクティブ率などを確認し、偽アカウントではないか慎重に見極めましょう。
信頼できる売買サイトを利用することも、リスクを軽減する上で重要です。
X(Twitter)のアカウントを販売するデメリット
個人情報が漏洩するリスクがある
基本的にXアカウントには、メールアドレスや電話番号、過去のダイレクトメッセージの内容など、個人情報が含まれています。それらの情報を不用意に渡してしまうと、販売後に悪用されるリスクが高くなります。
販売前に、個人情報に関連するデータは削除するか、適切に処理しましょう。また、取引相手が信頼できる人物かどうか、慎重に見極めることも重要です。個人情報保護の観点から、販売前に利用規約やプライバシーポリシーを確認し、安全な取引を心がけましょう。
譲渡後にトラブルが起きるリスクがある
Xのアカウント売買では、アカウントを譲渡した後に思わぬトラブルが発生する可能性もあります。たとえば、購入者がアカウントを不正利用したり、アカウントに関する情報を漏洩させたり。このようなトラブルに巻き込まれると、非常に面倒です。事前に契約書などを交わし、起こりうるトラブルにはしっかりと備えておきましょう。
契約書には、アカウントの利用範囲や禁止事項、責任の所在などを明確に記載しておくことで、トラブル発生時のリスクを軽減することができます。また、信頼できる売買サイトを利用することも、トラブル防止につながります。売買サイトによっては、取引の仲介やトラブル発生時のサポートを提供している場合もありますので、積極的に活用しましょう。
X(Twitter)アカウントを購入する際の注意点
安全にXのアカウントを購入するためには、いくつか注意点を押さえておくことが大切です。購入前にこれらの点を確認することで、スムーズにアカウント運用を始められます。
信頼できる売買サイトを選ぶ
Xアカウントの売買は、信頼できるプラットフォームで行なうことがポイントです。安全性の低いサイトを利用すると、詐欺被害に遭ったり、アカウントが凍結されたりするリスクが高まります。
信頼できるサイトの特徴としては、運営実績が豊富であること、利用規約が明確であること、ユーザーからの評価が高いことなどが挙げられます。たとえば、ラッコM&AやGame club(ゲームクラブ)、M&Aクラブ、RMT.clubといったサイトは、実績があり、多くのユーザーから支持されています。
これらのサイトは、アカウントの安全性を重視しており、取引におけるトラブル発生時のサポート体制も整っています。購入前に各サイトの評判や特徴を比較検討し、自身にとって最適なサイトを選びましょう。
詐欺に注意する
Xアカウントの売買市場には、残念ながら人を騙す人もいます。
実際にアカウントを販売すると見せかけて金銭を騙し取ったり、凍結リスクの高いアカウントを高額で販売したりするケースが報告されています。
このような詐欺被害を防ぐためには、取引相手やアカウント情報を慎重に確認することが重要です。取引相手の評価やレビューを確認したり、アカウントの過去のツイート内容を精査したりし、詐欺に遭うリスクを軽減しましょう。
また、極端に安い価格で販売されているアカウントは、凍結リスクが高い可能性があるため注意が必要です。価格だけで判断せず、アカウントの品質や信頼性を総合的に判断するようにしましょう。
売買サイトの手数料を確認する
Xアカウントを売買サイトを利用して販売する場合、各サイトが設定している手数料を確認しておくことが重要です。手数料は、サイトによって金額や料率が異なります。売買価格に対するパーセンテージで手数料が決まっている場合もあれば、固定金額の手数料が設定されている場合もあります。
また、取引成立時だけでなく、アカウントの掲載時にも手数料が発生するサイトもあります。手数料の支払方法も、サイトによって異なります。事前に手数料の金額や料率、支払方法などを確認しておかないと、想定外の出費が発生する可能性があります。
複数の売買サイトを比較検討し、手数料を含めた最終的な利益を計算した上で、どのサイトを利用するかを決定しましょう。
譲渡後のトラブルに備える
デメリットの項目でも触れましたが、Xアカウントの売買では販売後にトラブルが発生するケースも少なくありません。たとえば、買い手がアカウントを不正利用した場合や、アカウントが凍結された場合など、様々なトラブルが想定されます。
このようなトラブルに備えて、しっかりと売買契約書を作成しておきましょう。契約書には、アカウントの譲渡価格、譲渡日、アカウント情報、個人情報の取り扱い、禁止事項、トラブル発生時の対応など、詳細な内容を記載します。
また、アカウントの譲渡後も、一定期間は取引に関する記録を保管しておくのがおすすめ。万が一トラブルが発生した場合、これらの記録が証拠となる可能性があります。安心して取引を行なうためにも、譲渡後のトラブルに備え、必要な対策を講じておきましょう。
X(Twitter)アカウント売買の費用相場
Xアカウントの売買価格は、フォロワー数、エンゲージメント率、アカウントの専門性など、さまざまな要因によって変動します。そのため、一概に価格を断定することはできません。ただし、たとえばフォロワー数を基準にすると、相場としては次のようになります。
- 1,000フォロワー未満:数百円から数千円程度
- 1,000~10,000フォロワー:数千円から数万円程度
- 10,000~100,000フォロワー:数万円から数十万円程度
- 100,000フォロワー以上:数十万円から数百万円、場合によってはそれ以上の金額
当然、フォロワー数が少なくても、大きな利益を出しているアカウントであれば、それだけ価値が上がり、売買金額も高くなります。フォロワー数だけに注目せずに、そのアカウントのパフォーマンス全体をしっかりとチェックすることを意識しましょう。
相場観を掴むためには、実際に売買サイトで類似アカウントの価格を調べるのが一番確実です。
おすすめのX(Twitter)アカウント売買サイト4選
Xアカウントの売買は、近年注目を集めている市場です。
フォロワー数やジャンルの一致など、様々なニーズに応じたアカウント売買を安全かつスムーズに行なうためには、信頼できるサイト選びが重要です。
ここでは、Xアカウント売買サイトを4つ厳選してご紹介します。
ラッコM&A
ラッコM&Aの特徴
ラッコM&Aは、Webサイトやアプリ、そしてX(Twitter)アカウントを含む様々なデジタル商品の売買を仲介するプラットフォームです。シンプルで使いやすいインターフェースが特徴で、初心者でも安心して利用できます。アカウントの評価システムも備えており、適正価格での取引をサポートしています。また、運営会社は日本企業であり、日本語でのサポートのため、安心して利用できる点もポイントです。
Game club(ゲームクラブ)
Game club(ゲームクラブ)の特徴
Game club(ゲームクラブ)は、ゲームアカウントの売買に特化したプラットフォームですが、近年ではX(Twitter)アカウントの売買にも対応しています。ゲーム関連のアカウント売買に豊富な実績があり、ノウハウが蓄積されている点が強みです。特にゲーム関連のX(Twitter)アカウントを売買したいと考えているユーザーにとって最適なプラットフォームと言えるでしょう。24時間365日のサポート体制も整っており、安心して利用できます。
M&Aクラブ
M&Aクラブの特徴
M&Aクラブは、SNSアカウント・WEBサイト売買専門のプラットフォームです。7,000件以上の取引実績を持ち、今現在も利用者数・掲載数ともにどんどん増えています。2024年9月には、取引数&掲載数No.1を達成したことからも、信頼性の高いサイトと言えます。
RMT.club
RMT.clubの特徴
RMT.clubは、ゲーム内のアイテムや通貨の取引(RMT)を専門とするプラットフォームですが、X(Twitter)をはじめとしたSNSアカウントの売買にも対応しています。多くのユーザーが利用しており、日々、活発な取引が行なわれています。そのため、希望する条件に合致するアカウントが見つかりやすい点がメリットです。
まとめ
Xアカウントの売買には、フォロワー獲得の手間を省いたり、すぐに情報発信を始められるなどのメリットがあります。しかしその一方で、アカウント凍結や詐欺のリスクといったデメリットも存在します。メリット・デメリットの双方をしっかりと把握したうえで、Xアカウントの売買を行なうかどうか考えてみることをおすすめします。